ボードゲーム戦略置き場

ボードゲーム戦略の考察とかを書き留めておきます。

メビウス30周年大会 準優勝!【戦略考察と大会レポ】

 

メビウスゲームズ30周年記念ゲーム大会

準優勝しました!

 

個人成績は

ロスト・シーズ 3位
おねだりパティスリー 5位
ラマ 2位

でした。

 

36人中の順位なのでかなり好成績です。やったー!

 

 

 

 

1ゲーム目:ロストシーズ

事前にBGAで10試合以上練習して、全タイルの内訳を覚えました。ロストシーズは盤上のタイルを数えるだけで残りのタイルがわかるので、実質カルカソンヌです。待ちタイルをなるべく分散して何が来ても嬉しいようにするのもカルカソンヌです。


 

大会ルールは、予選卓2戦の合計点の高い順に決勝卓に割り当てられるシステムでした。36人(9卓)で争っていて、対戦相手の3人に勝ってもそんなに意味がないので、妨害なんてせずに仲良くハイスコアを目指すのが大事です。

 

1試合目:56点

[6≠]は6種頑張って揃えても5点でだいぶ弱いなと感じた試合でした。[6≠]1行だけ捨てて7列完成。

 

2試合目:58点

[三種禁止]と直交する[11]のアンチシナジーに苦しんだ試合でした。[三種禁止]を泣く泣く捨てて7列完成。

 

合計114点で予選1位抜けでした。最強!

 

 

決勝卓のルールは、順位がそのまま全体順位になるいつも通りの妨害しあいのロストシーズでした。1番手は予選1位通過の人というルールで、僕になりました。

ロストシーズは1番手がかなり不利なゲームです。第15,16Rに3,4番手となるので、最後ろくなタイルが回ってこないし妨害され放題です。大抵2列捨てることになります。

1位は無理だな〜と思いながらプレイしていて、中盤から3位狙いにしました。無事3位になれてよかったです。

決勝:42点

[7]と[6=]を捨てて6列完成。

 

 

 

 

2ゲーム目:おねだりパティスリー

事前に2試合練習して、1時間くらい考察しました。

 

 

予選はロストシーズ同様、2試合の合計点の高い順に決勝卓に行くシステムです。順位は関係ありません。

このゲームはおねだりでケーキを作るのが重要で、自分の手札を消費してケーキを作るプレイヤーがいてもその人の順位が下がるだけなので本来はいいんですが、今回の予選では話が違います。自分の手札を4枚使うプレイヤーは、実質その卓から4点分を捨てていることになります。予選は皆で仲良く点を取ろうの会なので、自分の手札でケーキをガンガン作るプレイヤーを見て歯痒い気持ちになりました。

 

合計42点で5~8位卓へ。

 

 

決勝卓は2試合の合計点で順位を決定するルールでした。

25点と29点取れて合計54点。
その卓1位で全体5位になれました。

 

予選も含め、4戦全てでケーキを3個作れたのが勝因でした。8ケーキ作ったら終了の4人戦で3ケーキはかなり強いです。

素材を持っているのに断るようなハラグロはほぼ居らず優しい世界だったので、誰が何を持ってるか記憶するだけで十分で余計な駆け引きはいりませんでした。

はじめておねだりパティスリーをやったときはギスギス意地悪ゲームでもうやりたくないと思ったんですが、今回は雰囲気がよくとても楽しかったです。

 

 

3ゲーム目:ラマ

事前に10戦ほど練習して、戦略を色々考えました。

 

 

ド・ラマルールは当日が初めてでしたが、うまく順応できました。

大会特別ルール of メビウスゲームズ30周年ゲーム大会

 

 

 

予選を3試合行い、合計失点の一番少なかったプレイヤーが1~6位卓へ、次に少なかった者は7~12位卓へ、といったルールでした。

 

合計失点を30点に抑え1~6位卓へ。

 

 

決勝卓は2試合の合計失点が少ない順に勝利というルールでした。

 

合計失点29点で2位。

 

ラマで準優勝なんてできるとは思っていませんでした。運が良かったです。

ラマは(カウンティングを諦めてしまえば)考えることの少ないゲームなので、わいわいと喋り合えて楽しかったです。

 

 

 

4ゲーム目:マネージャガ

マネージャガを三回やって、合計得点が最高の一人を代表にして全体順位を決めるルールのチーム戦でした。

 

僕のチームは200-250-0で合計450点、10位でした。
戦略はチームで考えたものなのでここでは伏せます。

3回目は大きめを狙ったせいで無効になりました。最後は皆逆転を狙って冒険するから途切れやすくなるんでしょうか。

 

 

成績

準優勝!

 

 

ガチャガチャ

参加者が一人一回回せるガチャガチャ。

ダンボールの雰囲気がかわいい。

 

当たりが出てミニ扇風機をもらえました。一昨年のカルカソンヌ大会の参加賞らしいです。一昨年は引退していた時期なのでとてもうれしい。

 

 

賞品

気づいたらもらえていたもの。周りを見渡すと皆持っていたので参加賞でしょうか。太っ腹すぎてびっくりします。

 

クイーンゲームズのナップザック
カルカソンヌとクイーンゲームズの巾着

 

ポストカード
カルカソンヌミニ拡張「祭り」
お邪魔者2021世界選手権用オリジナルカード
謎のカルカソンヌ箱(ミープル入れる用?)
さまよえる塔ミニ拡張「振りなおし」

 

 

「Zicke Zacke」
ペンゲーム? ドイツ語読むの辛い。

 

 

メモ帳
ゲームチップ

 

 

ポテトチップス
お邪魔者ゴムバンド
おばけキャッチのカード
ピンクの・・・何コレ?
「Sorgen Fresser」(ぬいぐるみキーホルダー) かわいい・・・かも?

 

 

 

追記

参加賞の正体を教えていただきました。

 

 

 

まとめ

進行上仕方ないことですが、予選は同じメンツで数戦繰り返す方式だったので、もし強い人と同じ卓になったら高順位は厳しくなります。順位ではなく合計点を参照するという予選形式のおかげでそのへんの不公平さがだいぶ緩和されていて、良いルールだと思いました。

200人以上の大会で色々な制約があって大変そうなのに、とても楽しい大会になっていました。さすがメビウスゲームズだと思いました。

参加者たちからはボードゲーム愛をたくさん感じて、楽しむ意欲と勝つ熱意がいい具合で、幸せ空間でした。

 

チームの準優勝に貢献できて、チームメンバーが喜んでくれて、それが今回一番嬉しかったです。チームの大会って勝った時寂しくなくて良いなと思いました。

誘ってくれたKLASKマン、チームに迎えてくれたメンバー達、遊んでくれた対戦相手の方々、楽しい大会を開いてくれたメビウスゲームズ、ありがとうございました。