宝石の煌きを「僕だけゲーム終了条件に関与しない」というルールで遊んだら気持ちよく遊べたので記録しておく。
宝石の煌きのような「誰かが○○点取ったらゲーム終了」というようなゲームは、初心者と上級者が一緒に遊びにくい形式である。初心者が「もう終わっちゃったの?」と消化不良な気持ちになってしまうことが多いのだ。
先日、プレイ回数0~5回程度の初心者と一緒に4人戦をしたのだが、僕が15点を取ってもそのままゲームを続けるというルールにしたところ、なかなか上手くいった。初心者の3人が満足行くまでプレイを続行できたと見受けられた。卓の満足度はそれなりに高かったと思う。
僕としても手加減せず本気でプレイできてよかったし、15点取って上がった後は次のゲームのルールを読む時間を取れたのでスムーズだった。
別の解決策として、上級者だけ-5点スタートにするなどの方法もアリだと思う。20点も必要になると割引の土台を作るのが大事になるので、妨害が苦手な初心者を速攻で狩るような酷い展開にはなりにくいのが良い。
だが、この方法だと手加減しているような印象になってしまって嫌がる人もいそうなのが欠点である。もし初心者が勝ってもハンデありだしなと素直に喜べないのも良くない。
「上級者だけゲーム終了条件に関与しない」というルールはこの辺の問題をまるごと解決できていてよかった。
宝石の煌きと同じような終了条件を持つゲームでも、同じようなヴァリアントを導入すれば上級者と初心者の共存ができそうだと思う。ボードゲームを楽しむ武器が一つ増えた。