【カルカソンヌどこ置く#8】分離で相乗り阻止はすべきか

どこに置くべきか。

分離か建築(4点)かの2択なので、これらを比較する。

分離すると相手に3点上げてしまい、これは自分で取れるはずだった4点を無駄にしてしまっているため、実質-7点の手である。

もし相手が相乗りを成功させた場合、相手は+13点。分離したら相手は新たに建築することになり、二辺都市は2点として使うことになる。つまり、分離によって相手の+13点を+2点に減らしているということで、分離は11点の攻撃となる。

補足

相手の引いた相乗りタイルが紋章つきでも議論は変わらない。4点のタイルが相乗りで+15点になるので、差し引き11点なのは変わらない。
二辺は完成まで行けず2点以下の価値となることも多いが、単純化のため2点として考える。今回の状況なら2点以上として使えるし、体感だが平均的には2点分くらいの価値を持っていそうではある。

以上より、「分離は建築に比べ-7点であるが、相乗りされるタイルを引かれた場合に+11点」と整理できる。つまり、相乗りされる場合は分離の方が建築より4点分強い。

将来的に相乗り返しか破壊が成功するならば、相手の相乗りタイルは単純に2点としてでしか使えなくなる。相乗り返しか破壊のために2点ほど投資しないといけないことを加味して、相乗りされない場合は分離の方が建築より5点弱い。

相手の相乗り都市完成率が50%なら、期待値的に建築の方が得をすることになるため、分離しなくていい。

相乗りされて且つ完成までされる確率は、体感的には50%より少し大きいような気がするが、以下のような点も踏まえると分離はしなくていいと思う。

分離の短所

一般的に
- 相手のミープルを回収させてしまい、他に投資されるようになる。
今回の状況においては
- 相手の道修スポットを強化してしまう。(自分にとっての道修スポットは右側)
- 相手にを引かれた場合、+2点以上の行動をされる。修道院の2つ右で相乗られると、自分のを+3点ではなく修道院回収のため+0点として使うことになる。相手の都市予約1点分を考慮すると、相手は4点くらいの行動になる。
- 自分がを引いた場合、修道院の右側に置くことになるが、都市と修道院が二重破壊されるリスクがある。