系統ごとに守護者を並べて、どんな傾向があるのかを分析する。
恩恵ごとに整理
除外:5
移動力:8(車3,船3,飛2)
アップグレード:1
ドロー:1
討伐コストごとに整理
1コスト(恐怖2枚あれば):1体
3コスト:1体
3コスト(恐怖あれば):5体
3コスト(車か船あれば):2体
3コスト(飛行機あれば):2体
4コスト:4体
分析
恐怖を残して探検すると6/15 =40%で得をする。
半分以上(8/15)の確率で移動アイコンが入手できる。移動力を持て余さないように、特に最終ラウンドでは始めに探検に行く方が良い。
船より車の方が安く手に入りやすい。(後述)
守護者の個別考察
恐竜とカエル
討伐コストに船か車を要求する2体。
この2体だけは既に討伐されたかどうか覚えておきたい。手札の船を残すか車を残すかの判断時に重要になる。
カブトムシとトラ
どちらも一見4コストだが、トラの方が遥かにコストが重い。
コインは基本的にアイテム購入のためのもので、次ラウンド以降の手札を強化できる資源である。アイテム1~3枚は各ラウンドでの生産力をかなり上げてくれるが、購入数が増えるほど効果は薄くなっていく。コインはたくさんあっても持て余す資源と言える。
一方コンパスは持て余すことはほとんどない。強い遺物があれば買い、なければ探検に行って偶像点に変換できる。
最終ラウンドでの余ったコインはアイテム購入で処理することになるが、1コイン平均0.56点くらいにしかならない。コンパスは遺物購入で点を取りながら効果も使えるので、1コンパス1点以上の価値をもつ。
金の鍋と蒸気船のコスト差からも、明確にコンパスの方が価値が高いとしてアルナックはデザインされている。
トラは貴重なコンパスを2つも要求してくるため、あえて倒さない選択も十分選択肢に入る。
イノシシと大蛇
イノシシの方が低コストで倒せる。
トラとカブトムシといい、車アイコンの方が安く手に入るようにデザインされている。
フクロウと鳥
3コストではあるが、研究資源3個分なので見た目以上に強敵。
蛇面では宝石が余りがちになるので鳥は終盤割と倒しやすいが、フクロウは意識して石版を集めていないと倒しにくい。
恩恵の飛行機アイコンは、蛇面なら恐怖と合わせてLv2に行って2資源価値として使うことができる。
できるだけ倒したいが、研究の進行度合いと相談といったところ。
猿
4コストではあるが、価値の低いコインで倒せるので終盤はお買い得。
コインが重要な序盤、特に第1Rでは倒すことはめったに無い。恩恵のアプグレによって助手が取れるようになる場合などは倒しに行くが、基本は倒さない。序盤は売れ残り、コインが余るようになってきたら大人気の猿である。
コイン助手を持っているなら是が非でも狩りたいし、持っていなくともコインは調達しやすいので狩りたい。例えば大蛇の黄金を使えば実質コストは3コンパスで6点とアプグレが手に入る計算になる。
サソリ
1体だけ恩恵の価値が高すぎる。3コストで倒せるくせに。
極力倒したい守護者。
アリ
恐怖が2枚手札にあるならば僅か1コストで討伐できる美味しすぎる守護者。使った恐怖を除外できる点も強い。
アリなどの恐怖コストの守護者は探検を先に行う価値を大きく高めている。恐怖を宝石キャンプなどで先に処理してしまうと、アリを引き当てた時のラッキーが減ってしまうからだ。かといって先に探検してしまうと対戦相手に強い場所を先に取られてしまったりする。ジレンマが効いてて面白い。
恐怖がなくとも3資源討伐でも十分強いので、アリを引いた時点で大当たり。基本的にはアリが来ることなど期待せず、恐怖が余ってたら更にラッキーくらいに考えておけばいい。
アリを敢えてスルーする場合もある。例えばクロノメーターでしか倒せない場合はコストは実質4コンパスとなり、そこまでして無理して倒す価値はない。次ラウンド一番手ならばまた接敵できるのでなおさら残してよい。
コウモリとワシ
飛行機助手と安い遺物の価値を高めてくれる2体。
この2体も既に出たか覚えておき、飛行機アイコンを節約すべきかどうか判断材料としたい。
トカゲとクモ
アリもそうだが、コストにした恐怖を除外できるのが有り難い。